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感想

映画 インディー・ジョーンズ レイダース失われた聖櫃を観た

感想

最近見終わったので感想。今回も U-NEXT + MetaQuest3 で少しづつ観た。

インディー(インディアナ)・ジョーンズ・シリーズの記念すべき 1作目。 映画プロデューサーのジョージ・ルーカス原案に、スピルバーグ監督が仕上げた作品。

もともとB級作品の立ち位置で企画され、限られた予算と期間を元に制作されたらしい。そんな前知識があるとそんな雰囲気はする。 ちなみに今作タイトルは『インディー・ジョーンズ』の名前は当初ついていなかったらしい。

好きな点

インディー・ジョーンズは子供の頃に親が録画していた VHS で少し観たことがあるだけだったが、なんかグロい印象が強かった。 一方で本作はアメリカンな軽いコミカルな雰囲気が全体的に漂い、現代目線では特撮描写にチープ感を感じるため意外にもグロさを感じる事は無かった。

インディー・ジョーンズと言えば転がる岩に追いかけられるシーンのイメージがあるが、かなり冒頭のジャングル内の遺跡で出てきたのが少し可笑しかった。

ストーリーの時代背景も WW2 直前くらいの時期で、ナチスに古代のすごいパワーを持った品物を取られる前にアメリカが確保しろ、というミッション系なのも意外だった。(創作世界では何かと便利な役回りのナチス)

映画のオチも、死に物狂いで確保したすごい品はアメリカが秘密裏に倉庫に大量に保管しているという何とも言えないオチだった。

エジプトの世界観、異世界感あって好き。

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映画 2001:A SPACE ODYSSEY を観た

感想

最近見終わったので感想。3時間と長めの作品なので U-NEXT + MetaQuest3 で少しづつ観た。

かの有名なスタンリー・キューブリック監督が SF小説界レジェンドのアーサー・C・クラークと作り上げた SF映画の大傑作。

今回見終わって、うまく言語化できないがそう語り継がれるだけの作品である事を存分に感じられた。

好きな点

まずは何と言っても圧巻の映像美。1968年制作とは思えないほど美麗な映像と宇宙空間の迫力と説得力がすごかった。(初見では80年代以降の作品かと思った程)

当然CGなどない時代なので、いわゆる特撮技法で全編撮影されたらしい。BGMも『美しく青きドナウ』の優雅さと相まって宇宙空間のダンスを見ているようでありながら、時に男女混声で無調性の多重コーラスの不気味さなどが秀逸。ネタ曲的な印象が強い『ツァラトゥストラはかく語りき』も、この映画の中ではめちゃくちゃかっこいい雄大さを感じた。

ストーリーは色々と解釈の余地はあるけど、人類の上位存在が作ったおぼしきモノリスに触れて導かれるように類人猿->人類->スターチャイルドと進化していく流れが壮大。宇宙猫のような表情にもなる。

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七人の侍を観た

U-NEXT で七人の侍を見終えた。

この映画は3時間ほどあるが、戦いを描く最後の1時間が本番。 前半2時間は正直やや退屈だし苦痛ですらあったが、ラスト1時間の防衛線のシーンで急激に面白くなる。

最後の決戦の日、土砂降りの中で泥まみれになって侍もめちゃくちゃに刀を振り回して乱戦する様子がとてもリアルな感じに見えた。 もちろん、時代が時代なため明らかに殺傷シーンなんかの描写は素人目にも演技臭いのに、それを差し置いて本物の戦場の雰囲気を感じた。

指揮していたキャラ(勘兵衛)の弓のシーンがかっこよかった。

三船敏郎演じるキャラ(菊千代)がかっこいいと同時に、死んでしまい悲しかった。

あれだけ強くて頼りになった凄腕侍の久蔵があっけなく種子島(火縄銃)で死んでしまうのもリアル。

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